2006年 03月 11日
『クラッシュ』 ロサンゼルス。ハイウェイで一件の自動車事故が起きた。日常的に起きる事故。しかしその“衝突”の向こうには、誰もが抱える“感情”の爆発が待っていた。ペルシャ人の雑貨店主人は護身用の銃を購入し、アフリカ系黒人の若い2人は白人夫婦の車を強奪。人種差別主義者の白人警官は、裕福な黒人夫婦の車を止めていた。階層も人種も違う彼らがぶつかり合ったとき、悲しみと憎しみが生まれる。その先に、あたたかい涙はあるのだろうか。 -goo映画より- 祝!アカデミー作品賞! 福岡エリアで上映中は1館のみ、KBCシネマへ初出動。 先週はシムソンズをTNCの3階で観て、今週はKBCシネマと通な映画館めぐりをしております。 登場人物は10人以上、ショートストーリー仕立てで場面がコロコロ変わるので、登場人物は職業とセットにして憶えると吉。 人それぞれに言い分がある、それは社会的には問題があるものが多いが、心情としては理解できる。そんな多くのフラストレーションが積み重なり、クラッシュ(自動車事故)を引き金に感情が爆発する。 根底にあるのは人種問題、白人と黒人の対立。黄色人種は蚊帳の外。ほぼ単一民族の日本に住む私には、ちょっと感情移入しずらいストーリー。それでも、ラスト30分はショートストーリーが一つのメッセージへ収束していき、憎しみが相互理解へと代わっていく。 エンドロールが流れた後に「じわっと心が暖かくなる」そんな映画。
by bojeck
| 2006-03-11 23:59
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