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BojeckのFFじゃない日記

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2005年 06月 13日

戦国自衛隊1549

『戦国自衛隊1549』
陸上自衛隊東富士駐屯地で、人工磁場発生器の極秘実験中に暴走事故が発生。的場一佐(鹿賀丈史)率いる実験中隊が、460年前の戦国時代へタイムスリップしてしまう。数年後、日本各地にあらゆる物質を飲み込む謎のホールが出現。原因は的場たちの過去への過干渉と思われた。かつて的場率いる特殊部隊の精鋭だった鹿島(江口洋介)は、女性自衛官・神崎(鈴木京香)から事の真相を聞かされ、的場の救出作戦に同行することとなる。だが、鹿島たちが1549年の地で見たものは、織田信長を名乗り、そこから先の歴史を変えようとしている的場の姿だった。
-goo映画より-

歴史ifものスキーな、ぼじぇさん。
ローレライに引き続き福井晴敏さん原作です、「亡国のイージス」も控えており、今年の邦画は福井ワールド炸裂。

まず、戦国自衛隊は見とけ!

リアル映画館じゃないけど、リアルに近いTVで見た初代戦国自衛隊は、おもしろかった。近代兵器に、あの手この手で挑む武士達、彼らの前にヘリも落とされ、個々散っていく自衛隊。
主役はスタントマン無しでアクションしたサニー千葉、千葉真一の考えに異を唱える隊員に渡瀬恒彦、他の自衛隊員に宇崎竜童、スターにしきの、鈴木ヒロミツ。ヘリからダイブした武士は真田広之となかなかの個性派揃い。薬師丸ひろ子の桃太郎姿も忘れるな!
マンガ版でアメリカの空母も同じ時代にタイムスリップして敵として戦うっていう、続編もあります。これは映画見てから読んで可、全6巻だっけな。

あれから20数年、リメイクと言うよりオリジナル新作の2代目戦国自衛隊、予告編に惹かれて見てしまったのですが、まぁ普通の時代劇。
今回は戦国時代から現代へ武士が来たりと新しい展開を見せる、初代で大問題だった燃料にも解決策を施しているあたりがナイス。でも弾薬は作れるのか?肝心のアクションシーンは少なめ、派手にドンパチする大合戦シーンとかは殆ど無いので期待しないように、ハウルのような城が出てきたりとモロSF。アクション映画じゃなくて、謎解き映画だったのか!
的場一佐(鹿賀丈史)がバテレン系の格好をしていると「出でよ、あいあんしぇ~~ふ!」って叫びそうな気がする私。的場一佐の信念、この映画のメッセージはローレライと共通したもののようだ。それとなく前作へのオマージュも盛り込んでおりました。
主役の鹿島と神崎の設定もキャラが弱い。濃いキャラの代表は斎藤道三、なぜなら「子供は嫌いだ!」伊武雅刀。七兵衛役の北村一輝もかなりの存在感。

初代の印象が強く残り過ぎていた私には、ちょっと物足りない2代目。
近代兵器と騎馬武者の合戦は見たかったなぁ・・・

「つっぱることが男の たったひとつの勲章だって この胸に信じて生きてきた」 by 嶋大輔

by bojeck | 2005-06-13 23:59 | Movie


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